🧐 【深掘り解説】「長いものには巻かれろ」が最強の生存戦略。テック業界の節操なき“トランプ詣で”
賢明な皆様、満員電車という名の「現代の護送車」に揺られながらのご出勤、誠にお疲れ様でございます。 隣で「会社の方針、コロコロ変わって困るよなぁ」と愚痴っている同僚を見て、「お前もすぐに慣れるさ」と冷ややかな視線を送っている場合ではありません。
世界の最先端を行くはずのシリコンバレーの天才たちが、今、**「なりふり構わぬ変節」**を見せています。
今朝は、ラスベガスで開催されたCES(家電見本市)での**「トランプ親分への忠誠合戦」と、投資家たちの「金さえ儲かればモラルはどうでもいい」**という冷徹な現実について、優雅かつ辛辣に解説いたしましょう。
結論から申し上げますと、今の米国市場で「正義」や「倫理」を語る人は、カモにされるだけです。
1. 「反トランプ」だった天才たちが、手のひらを返した日
かつてバイデン政権下では、GAFAMなどのビッグテックは「独占禁止法」や「偽情報対策」で目の敵にされていました。 しかし、トランプ政権になった瞬間、彼らは見事なまでの**「転向」**を見せました。
CESの会場では、トランプ政権の高官たちが次々と登壇し、**「Genesis Mission(創世記ミッション)」**という、中二病全開のAI国家プロジェクトをアピール。 そして、あのNVIDIAのジェンスン・フアンCEOまでもが、 「トランプ大統領のエネルギー政策のおかげで、我々は成長できるのです!」 と、Bloombergのインタビューで媚びを売りまくりました。
これを日本のサラリーマン社会に例えるなら、 「前の社長派だったエリート部長が、新社長になった途端、『社長の経営哲学こそが真理です!』と朝礼で絶叫し、社長の趣味のゴルフウェアを着て出社してきた」 ようなものです。
プライドはないのか? ありません。あるのは**「利益」だけです。 AIには電力が必要です。トランプ氏は「化石燃料でも何でも燃やして電気を作る」と言っています。 テック企業にとって、トランプ氏は「汚いけど、飯を食わせてくれる親分」**なのです。
2. イーロン・マスクの暴言を「スルー」する投資家たち
もう一つの象徴的な事件が、イーロン・マスク氏の「人種差別ポスト」です。 彼はX(旧Twitter)で、 「白人がマイノリティになったら虐殺される。白人の団結だけが生き残る道だ」 という、極めて危険な投稿に賛同しました。
普通なら大炎上し、CEO辞任ものです。 しかし、彼が率いるAI企業「xAI」に200億ドル(約3兆円)を出資した投資家たち(セコイア、フィデリティ、NVIDIAなど)はどう反応したか? **「ノーコメント」**です。
なぜか? **「イーロンは金を稼ぐから」**です。
これは、**「営業成績トップのエース社員が、社内でパワハラや差別発言を繰り返しているのに、役員たちが『まあ、あいつは稼ぐからなぁ』と見て見ぬ振りをしている」**ブラック企業の構図そのものです。
投資家にとって、「リターン(金)」の前では「モラル」などゴミ同然です。 この沈黙こそが、今の資本主義の正体であり、皆様の年金が運用されている場所のリアルなのです。
3. 「消費者」は不安だが、「投資家」は強気
一方で、米国の一般消費者(特に低所得者)は、インフレと労働市場の悪化に怯えています。 ミシガン大学の消費者センチメントは依然として歴史的低水準です。 「庶民は生活に困窮しているが、企業と投資家だけがAIバブルで踊っている」。 この格差こそが、トランプ政権の原動力であり、同時に最大のリスクでもあります。
4. 日本企業と皆様への「最悪のシナリオ」
さて、対岸の火事だと思っている皆様へ。
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「脱炭素」の梯子外し: トランプ政権とテック企業が結託して「エネルギー増産」に舵を切れば、日本企業が真面目に取り組んでいる「ESG経営」や「脱炭素」は、一瞬で「コスト高の足枷」になります。
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モラルハザードの波及: 「儲かれば何でもあり」という風潮が強まれば、企業コンプライアンスは形骸化します。日本企業も「綺麗なこと」を言っているだけでは勝てなくなります。
結論: 今の相場は「悪人」が勝ちます。 倫理的に正しい企業(ESG優良企業など)を買うより、**「トランプに媚びを売り、なりふり構わず利益を追求する企業(テック、エネルギー)」**を買うのが正解です。 胸は痛みますが、財布は温まります。
📝 3行まとめ(思考停止している貴方へ)
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シリコンバレーは「変節」した。 トランプのエネルギー政策に乗っかり、AI覇権を握るために魂を売った。
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投資家は「差別」を容認する。 イーロンが何を言おうが、金さえ稼げば全て許される。これがウォール街の掟だ。
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「綺麗事」は捨てろ。 脱炭素やコンプライアンスを重視する企業は負ける。泥臭く権力に擦り寄る企業が勝つ。
🧐 【解説】AIが生む「雇用」は、貴方のためのものではない 🤖👔
対象記事: 2. How AI-driven productivity may lead to more jobs
【投資スタンス:AIによる「生産性向上」は買いだが、労働者は「売り」】
なぜこれが重要か? 米国の労働生産性が年率4.9%上昇しました。 スタンダードチャータード銀行のスティーブ・イングランダー氏は、「歴史的に見れば、生産性が上がれば雇用も増える!」と楽観的です。
しかし、騙されてはいけません。 彼が言う「雇用が増える」というのは、**「長期的には(In the long run)」という経済学者の常套句です。 ケインズが言ったように、「長期的には、我々は全員死んでいる」**のです。
短期的にはどうなるか? 企業はAIを使って、「高給取りの中間管理職」や「事務員」をリストラし、代わりに**「低賃金の現場作業員(AIのメンテナンスや配送)」を増やすかもしれません。 あるいは、「超優秀なAIエンジニア」**だけを高給で雇い、残りは切り捨てるでしょう。
これをサラリーマン社会で翻訳するとこうです。 「会社全体の売上は上がったが、私の仕事はAIに奪われ、再就職先はUberの配達員しかなかった」。 これが「雇用が増える」の実態かもしれません。
投資家への助言: 「生産性が上がって雇用も増える」というバラ色のシナリオを信じてはいけません。 企業は**「人を減らして利益を出す」フェーズに入っています。 したがって、「人件費削減に成功した企業(AI導入企業)」**の株を買い、その配当で自分の生活を守るのが、唯一の防衛策です。
☕ 【小ネタ】業界の裏話でクスッと笑う
1. バッファロー・ビルズ、悲願の初優勝なるか? NFLのプレーオフ。バッファロー・ビルズに注目が集まっています。 QBのジョシュ・アレンは最強ですが、チームは「スーパーボウルに出られない病」にかかっています。 これ、**「営業成績はずば抜けているのに、なぜか出世できない万年課長」**みたいで応援したくなりますね。 一方、フィラデルフィア・イーグルスは連覇を狙う「エリート集団」。 日本のサラリーマンとしては、どうしてもビルズのような「不遇の実力者」に肩入れしてしまいます。 判官贔屓(ほうがんびいき)は万国共通ですね。
2. トランプ政権の「Genesis Mission」という中二病 トランプ政権が打ち出したAI国家戦略の名前が「Genesis Mission(創世記ミッション)」。 ネーミングセンスが凄まじいですね。 **「俺たちが新しい世界を創るんだ!」という、全能感が溢れ出ています。 これにNVIDIAなどの企業が「参加します!」と手を挙げている図は、「悪の組織の結成式」**にしか見えません。 「プロジェクトX」のような泥臭さは微塵もなく、「スター・ウォーズ」の帝国軍のような威圧感。 カッコいいですが、庶民が幸せになれる気は全くしません。
✒️ 編集後記:2026年、悪魔とダンスを
最後までお読みいただき、心より感謝申し上げます。
今回の記事群から見えてくるのは、**「欲望の肯定」**です。 トランプ氏も、テック企業も、投資家も、 「金が欲しい」「力が欲しい」という欲望を隠そうともしません。
賢明な皆様。 「そんなのは品がない」と眉をひそめるのは簡単です。 しかし、品行方正な貧乏人になるか、したたかな小金持ちになるか。 2026年は、その選択を迫られる年です。
私は皆様に、後者になっていただきたい。 悪魔の宴(うたげ)に参加し、彼らが落とすパン屑を拾い集め、したたかに生き延びる。 そのための情報を、これからも毒をまぶしてお届けします。
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