銀行の「AI錬金術」が止まらない。バブルの裏で微生物が銅を掘る時代へ 🏦👾

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🧐 【深掘り解説】「借金でAIを作り、AIで株を上げ、株高でまた借金する」。この無限ループの果てにあるものは?

賢明な皆様、満員電車という名の「現代の護送車」に揺られながらのご出勤、誠にお疲れ様でございます。 隣で「新NISAでオールカントリー買っとけば安心でしょ」とあくびをしている同僚を見て、「お前の年金、ウォール街の怪しい錬金術に溶かされているかもしれないぞ」と心の中で囁いている場合ではありません。

今朝のニュースは、**「AIバブルが金融機関のドル箱になった」**という、極めて景気の良い(そして危うい)話を伝えています。 銀行は、AI企業に借金をさせ、その金でデータセンターを作らせ、株価を吊り上げ、その手数料で肥え太っています。

今朝は、この**「循環取引スレスレの錬金術」と、Amazonが手を染めた「微生物マイニング」**というSFじみた資源戦略について、冷徹かつ優雅に解説いたしましょう。

結論から申し上げますと、今の市場は**「パーティー会場にガソリン(借金)を撒いて、みんなでタバコ(投機)を吸っている」**状態です。

1. モルガン・スタンレーの「93%増」が示す異常

まず、ウォール街の数字を見てみましょう。 モルガン・スタンレーの第4四半期の債券引受収益は、前年比93%増の7億8500万ドル。ほぼ倍増です。 ゴールドマン・サックスも過去最高のトレーディング収益を記録しました。

なぜか? テック企業が**「AIインフラ(データセンター)」を作るために、狂ったように借金をしているからです。 2025年のAI設備投資額は7000億ドル(約105兆円)**を超えました。 Meta(旧Facebook)だけで、ルイジアナ州のデータセンター建設のために270億ドルもの債券を発行しています。

これを日本のサラリーマン社会に例えるなら、 「社運をかけた新規プロジェクト(AI)のために、経理部(銀行)が『もっと借金しろ!限度額なんてないぞ!』と営業部(テック企業)を煽りまくっている」 状態です。

記事にある「Circular funding problem(循環資金問題)」という言葉にご注目ください。 「テック企業が借金して、その金で別のテック企業(Nvidiaなど)の商品を買い、互いの売上を水増しし、銀行が手数料を取る」。 これは、かつてのドットコムバブルやリーマンショック前夜に見られた光景と酷似しています。 しかし、今のウォール街の会議室で「バブル」という言葉は禁句です。 音楽が鳴っているうちは、踊り続けなければならないからです。

2. Amazon、微生物に「銅」を掘らせる

一方、Amazonは「銅」の確保に走っています。 AIデータセンターには大量の銅電線が必要だからです。 しかし、ただ買うのではありません。 リオ・ティント(資源メジャー)と組み、「微生物(バイオリーチング)」を使って、低品位の鉱石から銅を抽出するという新技術を採用しました。

これ、「ナウシカ」の世界ですね。 従来の精錬所は不要。水の使用量も半分。 トランプ政権が「重要鉱物」に指定した銅を、米国内で、しかもクリーンに調達する。 AmazonのAWS(クラウド)がその分析を支援する。 完璧なストーリーです。

しかし、生産量はまだ微々たるもの(リオ・ティント全体の1.5%程度)。 それでもAmazonが飛びついたのは、**「なりふり構っていられないほど銅が足りない」**という焦りの裏返しです。 AIは電気だけでなく、物理的な資源(銅)も食い尽くそうとしています。

3. FRBの「黒歴史」が公開される

最後に、FRBの議事録(2020年分)が公開されました。 5年前、パンデミック初期に彼らが何を考えていたか。 **「武漢コロナウイルス」**という言葉が17回も登場し、「アンドロメダ病原体みたいだ」とSF小説に例えてパニックになっていた様子が克明に記録されています。

そして、彼らの最大の過ちは、 「インフレなんて起きない。むしろデフレが怖いから、金をばら撒け!」 と判断したことです。 その結果が、今のインフレ地獄です。 パウエル議長たちは「優秀なテクノクラート」と思われていますが、危機に直面すると**「SF小説を引用してビビるおじさんたち」**に過ぎないことが露呈しました。

4. 日本企業と皆様への「最悪のシナリオ」

さて、対岸の火事だと思っている皆様へ。

  • AIバブルの崩壊: テック企業の借金が焦げ付けば、貸し込んでいる米銀が揺らぎ、世界金融危機に直結します。日本の銀行株も巻き込まれます。

  • 資源インフレ: Amazonが銅を囲い込めば、日本の家電メーカーや自動車メーカーが使う銅の価格も跳ね上がります。エアコンやEVの値段はさらに上がります。

結論: 銀行は「AIバブル」で儲け、Amazonは「バイオ技術」で資源を掘る。 彼らは必死に手を打っています。 一方、我々庶民はどうすべきか? 「バブル崩壊」に備えて現金を確保しつつ、「資源(コモディティ)」関連の投資信託を少し持っておく。 それが、狂乱の宴を生き延びるための保険となります。


📝 3行まとめ(思考停止している貴方へ)

  1. 銀行は「借金」を売っている。 AI企業に金を貸しまくり、手数料で過去最高益。バブルの主犯格だ。

  2. Amazonは「菌」を使っている。 データセンターに必要な銅を確保するため、微生物採掘に手を出した。なりふり構わぬ資源争奪戦だ。

  3. FRBは「テンパっていた」。 5年前の議事録で、コロナにビビり倒してインフレの種を蒔いた失態がバレた。


🧐 【解説】原油価格、「トランプの一言」で乱高下 🛢️📉

対象記事: 3. Crude oil’s retreat

【投資スタンス:原油は「売り」。トランプの「口先介入」で上値は重い】

なぜこれが重要か? 原油価格が下落しました。 理由は、トランプ大統領がイランとの戦争を回避する(寸止めする)姿勢を見せたからです。 市場は「ああ、戦争は起きないんだ」と安心しました。

しかし、Axiosのバラク・ラビッド記者が指摘するように、トランプ政権のメッセージは**「最大限の不確実性(Maximize uncertainty)」を狙っています。 つまり、「やるかやらないか分からない状態で相手をビビらせる」**のがトランプ流です。

これをサラリーマン社会に例えるなら、 「パワハラ上司が『お前、来期の席があると思うなよ』と毎日匂わせてくるが、実際にはクビにしない」 という生殺し状態です。 部下(イラン)は疲弊し、周囲(市場)も振り回されます。

投資家としては、「地政学リスクプレミアム」が剥げ落ちた今、原油は需給(供給過剰)に戻ると見るべきです。 トランプ氏はガソリン価格を下げたい(選挙のため)。 したがって、原油価格が上がれば、また何か言って下げるでしょう。


☕ 【小ネタ】業界の裏話でクスッと笑う

1. リオ・ティントCEO、「驚異的な出会い」と自画自賛 Amazonとの提携について、リオ・ティントのCEOが「Phenomenal meeting of minds(驚異的な知性の出会い)」と表現しました。 ……自分で言いますか? **「私とAmazonさん、天才同士が惹かれ合っちゃいました!」**みたいなノリですね。 資源業界の無骨なイメージとは裏腹に、シリコンバレー受けする言葉を選ぶあたり、さすがグローバル企業のトップです。 でも、やってることは「菌を使って泥から銅を吸い出す」という、極めて地味な作業なんですけどね。

2. 2026年は「IPOラッシュ」の予感 記事の片隅に「2026年は3兆ドルのIPOブームになるかも」とあります。 SpaceXやOpenAIが上場するかもしれないと。 これ、**「同窓会で『俺、近々デカいことやるから』と吹聴している元クラスの人気者」**みたいでワクワクしますね。 しかし、上場ゴール(上場直後に株価暴落)の可能性も高いです。 特にOpenAIは「非営利団体」の皮を被った営利企業という複雑な構造です。 上場したら、株主総会で「アルトマンCEO、AIの安全性はどうなってるんだ!」と詰められる未来が見えます。


✒️ 編集後記:2026年、見えないものを見よ

最後までお読みいただき、心より感謝申し上げます。

今回の記事群から見えてくるのは、**「不可視化されたリスク」**です。 銀行の帳簿に隠されたAI融資のリスク、微生物が見えないところで掘り出す銅、そしてFRBの密室での会話。 表面的なニュース(株価最高値!)の裏で、見えないリスクが蠢いています。

賢明な皆様。 「目に見えるもの」だけで判断しないでください。 華やかなAIバブルの地下茎が、どこに繋がっているのか。 その根っこが腐っていないか、常に疑いの目を持つこと。

それが、貴方の資産を「腐敗」から守る防腐剤となります。

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